上の画像は「板張り自然誌アート:魚類マクロ組織像」です。つまり、細胞レベルによる体内構造の観察に用いる顕微鏡観察標本(プレパラート)のコピー画像です。具体的には、動物体の一部をパラフィン包埋ミクロトーム薄切(4μm)した体の薄切プレパラートを、更に「ヘマトキシリンとエオシン」で2重染色した顕微鏡観察標本の画像の作品です。この場合は、板張りアートなので、程よく板張りの木目が透過した魚類マクロ組織像ですが、板張りとしたためこれまでにない自然な風合いになったと自画自賛です:製作法の概要などは目次へ戻り参照してください)。
なお、そのオリジナル標本/プレパラートの顕微鏡観察も本編では可能です。パソコンなどを利用してバーチャルですが、細胞レベルから体内構造の成り立ちを顕微鏡観察のつもりで確かめてください。次の下線付き文字列をタップでバーチャル顕微鏡観察へ移動し参照してください。ただし、わかることが目的ではありません。これは「なに・なぜ・どうして・どのようにして:それ本当?」って気持ちに辿り着くためです。周囲の人と対話しながら、体の中身って面倒臭いけど、確かに考える筋道があるかもってことに気づいてもらることを願っての取り組みです。
何事も面倒臭く見えます/思えますが、それでも考える筋道は確かにあります。即答即断だけが優れているということではないことに時間をかけて気づいてもらえることを期待しています。その時、優れたメンターがいると良いと思っています。世界は前向きな人に対してウェルカムと言っています。つまり、「サイエンスとアート:理論と実践」という常識的な取り組みです。
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スマフォ対応:魚類マクロ組織顕微鏡標本へ、
バーチャル顕微鏡操作:顕微鏡標本へ(PC向き)
動物組織学 講義へ
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なお、組織学(顕微解剖学レベル)による体内構造の前に器官や臓器(肉眼解剖学レベル)の配置やその繋がりを予習したい方のためには、次/下記のWebサイトを参照してください(文字列をタップで移動します)。
1)体の中身の考え方:描き方
2)魚類の器官臓器の配置と順列:シリトリウオ
3)魚類解剖実験法(ニジマスの解剖)
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